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■インモウ鬼[‐き]▽解説 山田野理夫著『アルプス妖怪秘録』で長野県伊那の妖怪として紹介されているものです。 伊那高遠の城下町に、廃寺となって今や名もわからなくなった寺がありました。 かつてここには京都の本山で修行を積んだ無外という住職がいましたが、ある ...

■インモラ▽解説 山田野理夫の著作にある妖怪で、『東北怪談の旅』では以下のように紹介されています。 長い間住職がいなかった羽州尾花沢のある寺に、本山から僧がやって来た時のことといいます。 村人は僧が逃げださないよう手厚くもてなして彼を迎えました。 しかし ...

■陰摩羅鬼[いんまらき]▽解説 文化六年(1809)に出された式亭三馬作、歌川国貞画の合巻『金神長五郎忠孝話』は実在の侠客・金神長五郎(こんじんちょうごろう)を主人公に据えた敵討ちの物語で、怪鳥・陰摩羅鬼の出現が上編の見せ場として描かれています。 長五郎と対立す ...

■陰摩羅鬼[おんもらき]▽解説 漢訳仏典を総集した『大蔵経』にその名があるとして紹介される怪鳥です。 林羅山による怪異小説集『怪談全書』には、中国宋代、廉布の『清尊録』にあるものを訳した「陰摩羅鬼」の話が収録されています。 宋の時代、鄭州の崔嗣復(さいしふ ...

■鳳凰[ほうおう]▽解説 大陸から伝わった想像上の霊鳥で、その絢爛な姿は日本ほか東アジアの広い範囲で瑞祥として尊ばれ、絵画や彫刻の題材、建築物や調度品の装飾、図案としてもよく用いられてきました。 古くから知られており、前漢時代の『爾雅』や後漢の『説文解字 ...

■共命鳥[ぐみょうちょう]▽解説 中国後秦代の西域僧・鳩摩羅什(344~413)が訳した『阿弥陀経』によれば、極楽浄土には白鵠、孔雀、鸚鵡、舎利、迦陵頻伽、共命鳥(共命之鳥)の六鳥が常にあり、和雅なる声を発して仏の教えを伝え、これを聴く者に仏法僧の三宝を念じさせる ...

■鶏地獄の鶏[けいじごく‐にわとり]▽解説 鶏地獄(けいじごく、とりじごく)は『起世経』地獄品が説く十六小地獄のひとつで、鳥獣を虐め、諍いを好んだ者が死後に堕ちるとされています。 この地獄には猛き炎が身に満ちた鶏がいて、罪人たちはこれに追われて蹴り踏まれ、 ...

■雌鶏婆[めんどりばば]▽解説 岩手県遠野に伝わる妖怪です。 ある所に夫婦が暮らしていました。 いくら働いても暮らしは一向に良くならず、世を儚んだ夫は、あるとき「いっそのこと狼にでも食われて死んでしまった方がいい」と山奥に赴き、狼の巣である岩穴の前に身を ...

■しののとうまる▽解説 赤本『とんさく新じ口』(元文二年頃の刊か)は既存の言葉をもじって別のものにする言葉遊びを絵とともに四十ばかり載せた草双紙で、その中に「しののとうまる」と題する、書見台の前で頬杖をつく鶏(首から下は人間)の図があります。 これは『論語』 ...

■錦鶏[きんけい]▽解説 錦鶏(キンケイ)は中国南西部からチベット、ミャンマーにかけて生息するキジ科の鳥の一種で、雄は赤と黄を基調とした派手な羽毛に身を包んでいます。 『山海経』には赤鷩(せきへい)の名で記され、小華山に多く生息し、この鳥によって火を防ぐこと ...

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