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■共命鳥[ぐみょうちょう]▽解説 中国後秦代の西域僧・鳩摩羅什(344~413)が訳した『阿弥陀経』によれば、極楽浄土には白鵠、孔雀、鸚鵡、舎利、迦陵頻伽、共命鳥(共命之鳥)の六鳥が常にあり、和雅なる声を発して仏の教えを伝え、これを聴く者に仏法僧の三宝を念じさせる ...

■鶏地獄の鶏[けいじごく‐にわとり]▽解説 鶏地獄(けいじごく、とりじごく)は『起世経』地獄品が説く十六小地獄のひとつで、鳥獣を虐め、諍いを好んだ者が死後に堕ちるとされています。 この地獄には猛き炎が身に満ちた鶏がいて、罪人たちはこれに追われて蹴り踏まれ、 ...

■雌鶏婆[めんどりばば]▽解説 岩手県遠野に伝わる妖怪です。 ある所に夫婦が暮らしていました。 いくら働いても暮らしは一向に良くならず、世を儚んだ夫は、あるとき「いっそのこと狼にでも食われて死んでしまった方がいい」と山奥に赴き、狼の巣である岩穴の前に身を ...

■しののとうまる▽解説 赤本『とんさく新じ口』(元文二年頃の刊か)は既存の言葉をもじって別のものにする言葉遊びを絵とともに四十ばかり載せた草双紙で、その中に「しののとうまる」と題する、書見台の前で頬杖をつく鶏(首から下は人間)の図があります。 これは『論語』 ...

■錦鶏[きんけい]▽解説 錦鶏(キンケイ)は中国南西部からチベット、ミャンマーにかけて生息するキジ科の鳥の一種で、雄は赤と黄を基調とした派手な羽毛に身を包んでいます。 『山海経』には赤鷩(せきへい)の名で記され、小華山に多く生息し、この鳥によって火を防ぐこと ...

■馬鶏[ばけい]▽解説 大陸伝来の地誌や類書などを元にして鳥獣類を描いた『怪奇鳥獣図巻』にある鳥の一種です。 馬鶏は鮮やかな羽毛に彩られた鶏のような姿をしており、「かこく山 鳥あり はけい(馬鶏)となづく」と詞書が添えられています。  『怪奇鳥獣図巻―大陸 ...

■駝鶏[だけい]▽解説 『後漢書』には、頭を上げれば身の丈七、八尺、翼を広げれば一丈あまりになるという西方に棲む駝鶏なる巨鳥の記述があります。これは駝蹄鶏(だていけい)ともいい、俗に駝鳥(ダチョウ)と呼ばれるものであるといいます。 大陸の書物にある鳥獣の記述 ...

■吐綬鶏[とじゅけい]▽解説 吐綬鶏とは、キジ科の鳥の一種であるジュケイ(綬鶏)や七面鳥の別名で、雄の喉あたりから下がる斑の肉垂れがあたかも綬(飾り紐)を吐き出しているかのようであるためこの名があります。 大陸の固有種で日本には生息せず、『和漢三才図会』は『 ...

■三足鶏[さんぞくけい]▽解説 三本あるいは四本の足をもつ奇形の鶏の出現は珍事、奇談の類としてしばしば随筆などに書き留められています。 たとえば『信濃奇談』には、信濃大泉村(現・山梨県北杜市大泉町)のとある家で三足の鶏が生まれたとあります。同書では続けて ...

■火玉[ひざま]▽解説 鹿児島県奄美群島の沖永良部島に伝わる妖怪で、呼び名の通り明るい火の玉と伝わる場合もあれば、胡麻塩色の羽で頬の赤い鶏の姿をしているともいわれています。 ヒザマは最も恐ろしい邪神と考えられ、空になっている甕や桶に宿ると信じられていまし ...

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