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■阿弥陀魚[あみだうお]▽解説 中国遼代の僧・非濁が編んだ仏教説話集『三宝感応要略録』などにあるもので、日本では『今昔物語集』天竺部に収められています。 以下に『今昔物語集』巻第四「執師子国の渚に大魚寄せたる語」に基づいて内容を紹介します。  昔、天竺の ...

■海男[うみおとこ]▽解説 化物尽くし絵巻に描かれる妖怪の一種で、米国ブリガムヤング大学ハロルド・B・リー図書館所蔵の妖怪絵巻などにその姿があることが確認されています。 同じ絵巻に描かれている「海坊主」の近くを泳ぐ赤い魚のような妖怪で、全体像は波と「ぬりか ...

■大鯖[おおさば]▽解説 沖縄に伝わる妖怪で、18世紀初期に編まれた琉球の伝説集『遺老説伝』にも「大鯖魚」の名で記述があるものです。  昔、宮古郡伊良部の村主を務める豊見氏親という男がいました。 同じ頃、平良の海には大鯖が棲んでおり、通りかかる船があれば必 ...

 ■金魚の幽霊[きんぎょ‐ゆうれい]▽解説 水木しげるの著作などで紹介されている妖怪です。 たとえば『日本妖怪大全』では、縄で縛られ金魚鉢に頭を突っ込まれて殺された「藻の花」という女性の恨みが、鉢の金魚に乗り移って「金魚の幽霊」となり、下手人である蓑文太( ...

■藻の花[も-はな]▽解説 山東京伝による読本『梅花氷裂』の登場人物です。 後光厳天皇(1338~1374)の時代。 信濃国の守護職小串次郎左衛門尉貞行の家臣に、唐琴浦右衛門(からことうらえもん)という忠心無二の侍がいました。 彼は千曲川のほとりに居宅を構え、妻の桟( ...

■百頭[ひゃくとう]▽解説 仏教説話に登場する、百の獣の頭を有する大魚です。 出典は『賢愚経(賢愚因縁経)』巻第十「迦毘梨百頭品」第四十四で、日本では『今昔物語集』巻二がこの話を紹介しています。 『今昔物語集』「畜生の百の頭を具せる魚の語(畜生具百頭魚語) ...

■巴[ともえ] ▽解説  『西鶴諸国ばなし』には「鯉の散らし紋」と題した次のような話があります。  河内国の「内助が淵」の水は、昔から干上がったことがないといわれています。  かつてこの池の堤には、内介(ないすけ)という漁師が一軒家を建て、妻 ...

■古川鯰[ふるかわなまず] ▽解説  岡山県英田郡英田町に伝わる妖怪です。  井口の古川には年代の知れない古井戸が沢山ありました。これらの井戸には一匹ずつ大きな鯰が棲んでおり、「井戸の主」と呼ばれていました。  ある時、村の若い者たちが集まって ...

■万歳楽[まんざいらく] ▽解説  『月堂見聞集』に記述のある怪魚です。  正徳二年(1712)三月中旬、江戸深川で四手網にかかり捕獲されたこの魚の全長は七尺、鼠色で全身に生えた毛の長さは七寸、頭は鼠のようだったといいます。  また目は赤く、髭があり ...

■鰻男[うなぎおとこ] ▽解説  岩手県岩手郡雫石村に伝わる妖怪です。  雫石村のある所(ヌマガエシという場所とされています)に美しい娘が暮らしていました。  この娘が年頃になると、毎夜どこからか見知らぬ男が通ってくるようになりました。  娘 ...

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