タグ:諺臍の宿替

■白鼠の番頭[しろねずみ‐ばんとう]▽解説 白い鼠は大黒天の使いといわれ、棲む家に富をもたらす縁起の良いものと考えられてきました。 このことから、主人に忠実に仕えて商家の繁栄に貢献する優秀な番頭や雇い人のことを「白鼠」と呼びます。対して金品を盗み取ったり ...

■木瓜の鼬鼡[きうり‐いたち]▽解説 『諺臍の宿替』に描かれているものです。 この鼬は『三才図会』『本草綱目』『和名抄』といった書物にはみられず、古今を通じて珍しい鼬であるといいます。 多くは六月の祇園会の前後に出るもので、これを獲って川に流せば河童に引 ...

■鯖の生き腐り[さば‐い‐ぐさ‐]▽解説 鯖は水から揚げるとすぐに死んでしまい、内臓に含まれる酵素の働きのために傷みやすく、新鮮なように見えても食中毒を起こしやすいことから、俗に「鯖の生き腐り(生き腐れ)」といわれました。 滑稽本『諺臍の宿替』にはこの言葉 ...

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