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■蛇女[じゃじょ]▽解説 化物尽くしの絵巻物に描かれる妖怪の一種で、『百妖図』でその姿が確認されています。 顔は人間の女、体も人のようであり衣服を纏っているものの、胸元は蛇腹のように段があり、足にも鱗が生じています。また、裾からはやはり蛇のような太い尾が ...

■蛇腹女[じゃばらおんな]▽解説 『百鬼夜講化物語』にある妖怪です。 その名のとおり蛇のような胴体で、額にも目をもつ女妖怪が男を捕えようとする場面が描かれています。 これは縫箔屋(刺繍と摺箔を用いて衣服に紋様を施す職人。単に刺繍屋のことを指す場合も)の女房 ...

■蛇体の女[じゃたい‐おんな]▽解説 『怪奇談絵詞』に描かれている妖怪のひとつで、顔は美しい人間の女、それ以外の体は蛇そのものという姿をしています。 絵巻に固有名詞は記されていませんが、湯本豪一編著『妖怪百物語絵巻』(平成15年刊)では便宜的に「蛇体の女」 ...

■蛇女房[へびにょうぼう]▽解説 日本各地に伝わる異類婚姻譚のひとつで、人間の女に化けた蛇が男の嫁となるものです。 正直者の貧しい男が旅の娘を家に泊めてやったところ、娘はそのまま男の嫁となって共に暮らすようになります。 やがて二人の間には男の子が生まれま ...

■はぜ ▽解説  岐阜県加茂郡白井町切井に伝わるものです。  昔、ある所に草履作りで生計を立てるお爺さんとお婆さんがいました。  二人は子がいない寂しさから、拾った蛇に「はぜ」と名をつけ、囲炉裏の隅で可愛がり育てていました。  はぜは日が経つ ...

■清姫[きよひめ] ▽解説  和歌山県日高郡日高川町の道成寺にまつわる物語の登場人物です。  紀州熊野の真砂の庄司の娘である清姫は、奥州白川から熊野詣に出て宿をとった美僧・安珍に惚れて盛んに言い寄ります。  これに辟易した安珍は「帰りにまた立ち ...

■大蛇の輪[だいじゃ-わ] ▽解説  岡山県苫田郡に伝わる妖怪です。  各地の妖怪の呼称を列挙する『現行全国妖怪辞典』(佐藤清明著、昭和10年)に「馬の目玉等と共に出る」とあるのみで、それ以上の詳細は分かっていません。 ▽関連 ・馬の目玉   ...

■とうびょう ▽解説  主に中四国地方でいう憑物の一種で、トンボ神やトウバイなどとも呼ばれます。  その姿は多くの場合、首に金色ないし黄色の輪がある小蛇とされます。岡山県阿哲郡では首に黄色い輪のある小蛇で、七十五匹の群れをなしているといいます。 ...

■どぶから蛇[‐じゃ] ▽解説  『化物和本草』にある妖怪です。  この蛇は毎年、六月一日の祭りの後に道の脇から現れるといいます。  麦藁のような黄金色で、大小さまざま、よく鳴いて巻きついてきますが、怖くも何ともない蛇だとあります。  雨中、 ...

■さら蛇[-へび] ▽解説  北斎季親の『化物尽くし絵巻』(江戸時代)に描かれている妖怪です。  絵姿は同系統の絵巻における「濡れ女」と同一で、名前の「蛇」の字に読み仮名は振られていません。  国際日本文化研究センターの『怪異・妖怪画像データベース ...

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