タグ:華夷通商考

■ラガル▽解説 ポルトガル語「lagarto」はトカゲを意味する言葉で、『日葡辞書』では竜が訳語としてあてられています。  これと語源を同じくすると思われる「ラガルト」という海外の生物の記述が、江戸時代中頃の『華夷通商考』にも見られます。 「ラガルト」という魚の ...

■落斯馬[らしま]▽解説 イエズス会宣教師で清の康熙帝にも仕えたフェルディナント・フェルビースト(漢名・南懐仁。1623~1688)が著したとされる漢訳世界地誌『坤輿外紀』には、海獣の一種として「落斯馬」なるものが挙げられています。 曰く、その体長は四丈ほど、尾は ...

■トロンベイタ▽解説 福岡藩第十代藩主で蘭学に傾倒していたことで知られる黒田斉清(1795~1851)が、長崎出島のオランダ商館を訪問した際シーボルトと交わした問答を記録した『下問雑載』には、斉清がいわゆる「河童」について質問したことが書き留められています。 「わ ...

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