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■松茸の化物[まつたけ-ばけもの] ▽解説  文溪堂作、鳥居清経画の黄表紙『怪談豆人形』(安永8年)に登場する化物です。  ある時、小人島に住む豆のように小さな化物たちは「この土地にいて色々化けても面白くもない」と、化け方の修行のため日本への渡航 ...

■闇間小坊主[くらまこぼうず] ▽解説  『大石兵六夢物語』に登場する妖怪のひとつです。  写本により鞍馬小坊主、闇間小坊主の二通りの表記がみられます。  薩摩の吉野の原に出没しては往来の人を誑かし、髪を剃って坊主にしてしまう化け狐の退治に出 ...

■お化けしめじ[-ば-] ▽解説  きのこが化ける話は各地に伝わっていますが、宮城県白石市には次のような話があります。  昔ある山奥に貧しい寺があり、和尚が独りで暮らしていました。  そこへある頃から、毎晩、和尚が床に入ると白い笠と白い着物を着た ...

■生首茸[なまくびたけ] ▽解説  『三州奇談』にある妖怪です。  寺西霜台の屋敷にはある謂れの伝わる塚があります。  それは『三州奇談』成立当時より四代前、若狭入道宗寛の在世における出来事といいます。  あるとき、入道の寝間にふと異臭が立ち込 ...

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