タグ:稲生物怪録

■擂木手[すりこぎて]▽解説 『稲生物怪録』諸本にみえる怪異のひとつです。 備後三次の武士である十六歳の少年・稲生平太郎(のち武太夫)は、隣家の三井権八と比熊山で肝試しの百物語を行って以後、自宅にて一ヶ月にわたり数々の怪異に遭遇することとなりました。 武 ...

■石蟹[いしがに]▽解説 『稲生物怪録』にある怪異のひとつです。 備後三次の武家の十六歳の少年・稲生平太郎は、隣家の三井権八と比熊山で肝試しを行って以後、自宅にて数々の怪異に遭遇するようになっていました。 七月五日の夜、平太郎が家を訪れた権八と話し込んで ...

■出雲国五郎左衛門[いずものくにごろうざえもん]▽解説 備後三次の武家の少年・稲生平太郎(武太夫)が一ヶ月にわたって数々の怪異に遭遇し、山ン本五郎左衛門なる魔王と対面した話は『稲生物怪録』の名で広く知られています。 『近世風聞・耳の垢』にも同様の記述があ ...

■神ン野悪五郎[しんのあくごろう]▽解説 備後三次の稲生平太郎が一ヶ月にわたり遭遇した怪異の数々を記す『稲生物怪録』諸作においてその名が語られる「魔王」のひとりです。 柏正甫本『稲生物怪録』では、神ン野悪五郎は山ン本五郎左衛門に並ぶもうひとりの魔王として ...

■山ン本五郎左衛門[さんもとごろうざえもん]▽解説 備後三次の武家の少年・稲生平太郎(のち武太夫)は、寛延二年(1749)、十六歳の頃、肝試しで比熊山に赴いたのを契機として、自宅周辺で数々の怪異に遭遇することとなります。 七月一日、一つ目の巨大な妖怪の出現に始 ...

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