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■おさよ▽解説 河竹黙阿弥作、明治十三年(1880)初演の歌舞伎『木間星箱根鹿笛(このまぼしはこねのしかぶえ)』の登場人物です。 本作は文明開化後の時代を舞台にした散切り物の怪談芝居で、ガス照明を用いた幽霊の演出も当世風であったため「神経病の二番目」と呼ばれて好 ...

■海の少女[うみ‐しょうじょ]▽解説 『海の少女』(青葉山人編、笠井鳳斎文・画)は「絵入日本お伽噺」の一編として明治四五年(1912)に出版された作品で、尋常小学校五年生の少女・浪子が魚に変えられて海を冒険する物語です。 浪子は学校の成績は良いものの、家では少々 ...

■傘の女[かさ‐おんな]▽解説 現代の怪談、都市伝説の一種で、1990年代頃に流布したようです。 各種書籍で紹介されていますが「傘の女」の名は『夢で田中に振り向くな ひとりでは読めない怖い話』(渡辺節子他、平成8年)に拠るもので、朝里樹著『日本現代怪異事典』をは ...

■秋谷悪左衛門[あきやあくざえもん]▽解説 泉鏡花が明治四十一年に発表した小説『草迷宮』の登場人物です。 三浦半島・葉山にある大崩壊(おおくずれ)。そこは魔所と呼ばれるほどに危険な土地で、呪いの声が聞こえて多くの死者が出たという噂さえも流れていました。  ...

▽解説  『西鶴諸国ばなし』にある妖怪です。  昔、金沢(現・神奈川県横浜市金沢区)に流円坊という僧がいました。  その頃の流円坊はもう仏の道を深く求めることもなく、海辺の庵で明け暮れ浄瑠璃節を語り、薪炭などの蓄えも持たず、あとは全てあるがま ...

■溝出[みぞいだし] ▽解説  『絵本百物語』にあるものです。  貧しい人の骸を葛籠に入れて捨ておいたところ骨と皮が自然に分離し、白骨がつづらを破って踊り狂ったといいます。  また、北条高時の治世(鎌倉時代、執権在職1316~1326年)のこととして、次のような ...

■山天狗[やまてんぐ] ▽解説  神奈川県津久井郡青根村では、山に出る天狗を山天狗、川に出る天狗を川天狗と区別しています。  山天狗は山小屋を揺すったり木を倒す音を立てるといい、このようなときには鉄砲を三つ撃てばよいとされていました。  が、そ ...

■川天狗[かわてんぐ] ▽解説  東京都奥多摩、神奈川県津久井郡、山梨県南都留郡、埼玉県秩父地方などに伝わる妖怪です。  東京都西多摩郡小河内村、多摩川の大畑淵には川天狗が昔住んでいたといいます。  川天狗は人に危害を加えず、いつもしょんぼりと ...

■舞首[まいくび] ▽解説  『絵本百物語』にある妖怪です。  寛元(1243~1247)の頃、鎌倉検非違使の放免(微罪犯を検非違使の手下としたもの)に、小三太、又重、悪五郎という三人がいました。  伊豆の真鶴が崎で祭があった時、酒席でこの三人が争いを始 ...

■血塊[けっかい]▽解説 埼玉県、神奈川県、長野県などに伝わる妖怪です。長野県ではケッケとも呼ばれます。 これは妊婦から産まれることがあるもので、毛むくじゃらで口や鼻が牛に似ているとされています。 生まれ出ると縁の下に駆け込む、あるいは囲炉裏の自在鉤に登 ...

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