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■秋谷悪左衛門[あきやあくざえもん]▽解説 泉鏡花が明治四十一年に発表した小説『草迷宮』の登場人物です。 三浦半島・葉山にある大崩壊(おおくずれ)。そこは魔所と呼ばれるほどに危険な土地で、呪いの声が聞こえて多くの死者が出たという噂さえも流れていました。  ...

▽解説  『西鶴諸国ばなし』にある妖怪です。  昔、金沢(現・神奈川県横浜市金沢区)に流円坊という僧がいました。  その頃の流円坊はもう仏の道を深く求めることもなく、海辺の庵で明け暮れ浄瑠璃節を語り、薪炭などの蓄えも持たず、あとは全てあるがま ...

■溝出[みぞいだし] ▽解説  『絵本百物語』にあるものです。  貧しい人の骸を葛籠に入れて捨ておいたところ骨と皮が自然に分離し、白骨がつづらを破って踊り狂ったといいます。  また、北条高時の治世(鎌倉時代、執権在職1316~1326年)のこととして、 ...

■山天狗[やまてんぐ] ▽解説  神奈川県津久井郡青根村では、山に出る天狗を山天狗、川に出る天狗を川天狗と区別しています。  山天狗は山小屋を揺すったり木を倒す音を立てるといい、このようなときには鉄砲を三つ撃てばよいとされていました。  が、そ ...

■川天狗[かわてんぐ] ▽解説  東京都奥多摩、神奈川県津久井郡、山梨県南都留郡、埼玉県秩父地方などに伝わる妖怪です。  東京都西多摩郡小河内村、多摩川の大畑淵には川天狗が昔住んでいたといいます。  川天狗は人に危害を加えず、いつもしょんぼりと ...

■舞首[まいくび] ▽解説  『絵本百物語』にある妖怪です。  寛元(1243~1247)の頃、鎌倉検非違使の放免(微罪犯を検非違使の手下としたもの)に、小三太、又重、悪五郎という三人がいました。  伊豆の真鶴が崎で祭があった時、酒席でこの三人が争いを始 ...

■血塊[けっかい]▽解説 埼玉県、神奈川県、長野県などに伝わる妖怪です。長野県ではケッケとも呼ばれます。 これは妊婦から産まれることがあるもので、毛むくじゃらで口や鼻が牛に似ているとされています。 生まれ出ると縁の下に駆け込む、あるいは囲炉裏の自在鉤に登 ...

■土用坊主[どようぼうず] ▽解説  神奈川県津久井郡青根村に伝わるものです。  土用には土用坊主が庭にいるので、この間に土を動かすということは土用坊主の頭を引っ掻くことになるといわれました。そのため、土いじりや草むしりは忌むといいます。 ...

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