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■赤べこ[あか‐]▽解説 「赤べこ」は会津若松に伝わる張り子人形の一種で、子供の魔除け・疱瘡除けとして長く親しまれてきました。現在では福島県を代表する郷土玩具として県外でもよく知られています。 白い縁取りと黒の斑点が描かれた真赤な首振り牛で、現在の型は明 ...

■黄鮒[きぶな]▽解説 栃木県宇都宮市の郷土玩具「黄鮒(きぶな、黄ぶな)」は、黄色い魚の形をした張り子の縁起物です。  昔、宇都宮に天然痘が流行した際に黄色あるいは金色の大きな鮒が田川で獲れ、これを病人に食べさせたところ薬効があったという伝説が由来とされて ...

■どんどろ▽解説 昭和30年代頃から静岡県伊東市で土産物として販売されていた民芸品です。 木製の台座に紙粘土などを素材として作った奇怪な頭部を据えたもので、「どんどろ人形」「伊東のどんどろ」などの呼び名で知られています。 人形の由来書によれば、これは徳川家 ...

■べろ長[-なが] ▽解説  福島県会津地方でいう妖怪です。  磐梯山付近の川や沼の水を長い舌で吸い上げ干からびさせたり、吸った水を村に向け吐き出して洪水を起こすなどの悪事を働いたといいます。  あるとき、べろ長に困った農民達が偶然この地を訪れて ...

■亀山の化物[かめやま-ばけもの] ▽解説  江戸時代から浅草で販売されている玩具で、「とんだりはねたり」とも呼ばれます。  割竹で作った台の上に被り物を着けた小さな人形を取り付けたもので、竹片のバネが仕込まれています。このバネによって玩具が一回 ...

■おばけの金太[‐きんた] ▽解説  熊本県に伝わる郷土玩具です。  黒烏帽子をかぶり、真っ赤な顔をした男のからくり人形で、後部の紐を引っ張ることで目を見開き、舌を突き出します。  19世紀中頃から作られ始めたといい、そのモデルとなったのは加藤清 ...

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