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■三眼の妖僧[みつめ‐ようそう]▽解説 明治七年(1874)開版の錦絵版『東京日日新聞』(落合芳幾画)のうち、同年九月に発行されたものに描かれている妖怪です。 錦絵新聞は先に報道されて新聞記事になった事件を錦絵に起こし、文章を平易に書き改めて添えたもので、この ...

■金長狸[きんちょうだぬき]▽解説 講談や映画で人気を博した「阿波狸合戦」に登場する狸で、徳島県小松島市に伝わるものです。 天保(1830~1844)の頃。 小松島の日開野に大和屋という染物屋がありました。 ある時、主である茂右衛門の屋敷の土蔵脇に狸が巣穴を作り ...

■さむがり狸[‐たぬき]▽解説 俗に「狸の金玉八畳敷き」といい、狸は非常に大きな陰嚢をもつ動物として理解され、戯画化されてきました。 浮世絵師による狸の絵にも巨大な陰嚢の形を様々に変え、工夫を凝らして人間の道具のように用いたり、他の動物や妖怪、神仏などに ...

■ごじゃごじゃ狸[‐たぬき]▽解説 熊本県宇土郡三角町郡浦村に伝わる妖怪です。 これは八柳地区の高瀬家に伝えられていた話で、東京がまだ江戸と呼ばれていた時代の出来事であるといいます。 三角の山村・八柳には高瀬新之丞藤原勝近という、飛ぶ鳥をも撃ち落とす鉄砲 ...

■満寿守大神[ますもりおおかみ]▽解説 昭和期に大阪府大阪市東淀川区の中津町あたりに建立された稲荷社の由来について、次のような話が伝わっています。 昭和八年の三月頃、裏通りのとある一家のお内儀の気が変になりました。 続いて同家の十二、三歳の娘も異状を呈す ...

■風呂の生首[ふろ‐なまくび]▽解説 高知県高知市には以下のような話が伝わっています。 昔、高知城下に山田という武士の家があり、当主の弟に「五内さん」と呼ばれる人がいました。 五内さんは化物が好きだという変わり者でしたが、部屋住みの例にもれず、士官の道も ...

■八面の狸[やつづら‐たぬき]▽解説 高知県吾川郡池川町に伝わる妖怪です。 昔、ハヅマの滝の辺りには八つの頭がある「ヤツヅラのタヌキ」が棲んでいて、井の谷の綺麗な娘さんを毎晩食べに来ていました。 ある時、この地を訪れた狩人が宿を乞いましたが、家の主人は「 ...

■小豆とりの狸[あずき-たぬき] ▽解説  広島県尾道市に伝わる妖怪です。  土堂町の桂馬蒲鉾商店があるあたりはかつて石畳の敷かれた船着き場で、西側には海沿いに大きな蔵が並んでいました。  その頃、蔵の近くでは毎晩「シャリ、シャリ」と高く鋭い音が ...

■びいがん御坊[‐ごぼう] ▽解説  『異魔話武可誌』に「びいがんこ坊」の名で描かれたもので、後に十返舎一九が改竄本『列国怪談聞書帖』で「びいがん(弭已介牟)御坊」なる妖怪と解釈して物語を付け加えました。  『列国怪談聞書帖』「びいがん御坊」は ...

■おきよさん ▽解説  兵庫県三原郡広田村に伝わる狸です。  淡路島の広田村門内の藪に棲むという狸で、明治の頃には次々と人に祟ったといわれています。  「おきよさん」という呼び名の由来は、門内に昔住んでいた「おきよ」という女だとされています。 ...

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