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■さとりの兎[‐うさぎ]▽解説 新潟県東頚城郡牧村に伝わるものです。 昔、ある所にお爺さんとお婆さんが住んでいて、冬になるとお爺さんはかんじき作り、お婆さんは機織りをして暮らしていました。 この家には毎日山から古いこうのひねた(年を経た)兎が遊びに来てお ...

■氷柱女房[つららにょうぼう]▽解説 東北地方や新潟県などに伝わっているもので、氷柱女、しがま女房、すが女房、かねこおり女房などの呼び名もあります。 ある若者が軒に下がった氷柱を鋸で切りながら「この氷柱のように美しく、色の白い女房がほしい」と呟きます。  ...

■五郎狐[ごろうぎつね] ▽解説  新潟県十日町市吉田に伝わる化け狐です。  この狐は大昔の「金毛九尾の狐」の生まれ変わりで、鉢の猫山の奥で生まれ、鉢と高島の村境に巣穴を作って棲んでおり、鉢の五郎狐と呼ばれていました。  巣穴は五郎狐が五百年 ...

■おサゴさん ▽解説  新潟県西頚城郡青海町に伝わるものです。  青海町八久保にある松原の洞穴には「おサゴさん」と呼ばれる猿がいました。  この猿は糸魚川域へ入っては様々な道具を持ってきており、村人は婚礼や法事のときには、鶏や兎と引き換えにお膳 ...

■殺生石[せっしょうせき] ▽解説  栃木県那須地方などに伝わる怪石です。  妖婦玉藻前となって鳥羽上皇の寵愛を受けていた九尾の狐は、正体を見破られて三浦介、上総介らによって射殺されますが、その骸は毒石となって鳥獣を殺し続け、玄翁和尚に打ち砕か ...

■朱の盤[しゅ-ばん] ▽解説  福島県や新潟県でいう妖怪です。  新潟県三条市見附町近くの元町に朱盤がいたといいます。朱色の盤のような顔の大坊主だったため、この名で呼ばれたようです。  この辺りには青石塔があり、よくない所だといわれていました。 ...

■白熊[はくゆう] ▽解説  『北越雪譜』に記述のあるものです。  天保3年(1832)の春、越後魚沼郡の樵が八海山で真っ白な小熊を捕らえました。  珍しいものなので生け捕りにして飼っておいたところ、香具師がこれを買い求め、市場や祭礼の場で見世物にした ...

■蟷螂坂[かまきりざか] ▽解説  新潟県三島郡片貝町でいう怪異です。  昔、人を喰うほどの大きな蟷螂が坂にいましたが、ある冬の大雪で圧死してしまいました。  死んだ蟷螂の祟りか、以降この坂で転んだ者は、黒い血の出る鎌傷が生じて苦しんだといいま ...

  ■鶴の化物[つる‐ばけもの]▽解説  新潟県三条市に伝わる妖怪です。 三條町から本成寺村字五明の間にある湿地を夜に通ると、鶴のような白いものがフワフワと目の前にちらつくといいます。   そのままな名前です。 個人的イメージとして「ふらり火」の友達っぽか ...

■タテエボシ▽解説 新潟県佐渡島の外海府小田でいう妖怪です。 海上で突然、目の前に高々と立ちはだかる得体の知れないもので、船に倒れこんでくるといいます。 ...

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