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■火玉[ひざま]▽解説 鹿児島県奄美群島の沖永良部島に伝わる妖怪で、呼び名の通り明るい火の玉と伝わる場合もあれば、胡麻塩色の羽で頬の赤い鶏の姿をしているともいわれています。 ヒザマは最も恐ろしい邪神と考えられ、空になっている甕や桶に宿ると信じられていまし ...

■山口の一つ火[やまぐち-ひと-び] ▽解説  長野県上田市に伝わる怪火で、上田地方の七不思議のひとつとされているものです。  昔、山口村にある美しい娘がいました。  娘は松代の男と恋仲になり、太郎山、鏡台山、妻女山などの山々をものともせず、毎晩 ...

■オショネ ▽解説  島根県松江市八束町遅江に伝わる妖怪です。  ある寒い日に、漁師が舟で沖待ち(魚が網にかかるまで待つこと)をしていました。あまりに寒いので釣鐘(炬燵のようなもの)に当たって過ごしていたところ、ふと気付くと目の前に大きな山があ ...

■ヲロシヤの人魂[-ひとだま] ▽解説  『怪奇談絵詞』に描かれている妖怪のひとつです。  詞書には「人々恐れをなすといへども全く妄念でやいのたかばたなり。筋引よふなるハ糸なり。風烈しと見る時は早くおろしやおろしやと云」とあり、ヲロシヤ(オロシャ) ...

■油返し[あぶらかえ-] ▽解説  兵庫県伊丹市昆陽に伝わる怪火です。  『民間伝承』通巻53号「妖怪名彙に寄す」(辰井隆)によれば、油返しは初夏の闇夜や寒い冬の夜、昆陽池の北堤辺りに現れるといいます。  池の南にある千僧の墓から出て、昆陽池や瑞ヶ池 ...

■ぶらり火[‐び] ▽解説  化物尽くし絵巻などに描かれる妖怪「ふらり火」の別名のひとつです。  熊本県八代市の松井文庫に伝わる『百鬼夜行絵巻』や、国際日本文化研究センター蔵の『化物尽くし絵巻』(北斎季親筆)ではこの名称が採用されています。   ...

■縁切蜘蛛[えんきりぐも] ▽解説  奈良県宇智郡に伝わる妖怪です。  大和国宇智郡葛城山麓の近内村に「蜘蛛の森」と称する森があり、昔から葛城の大蜘蛛の子孫が棲んでいました。  この大蜘蛛は闇夜になると提灯大の光り物と化して森の木々を移動してい ...

 ■もる火[-ひ]▽解説 青森県五所川原市でいう怪火で、もり火とも呼ばれます。 雨の夜、水死や首吊りのあった場所に現れる真っ青な火で、化物の中で最も恐ろしいものだといわれています。 頭から胴にあたる部分は人の指より太いほどで、足に当たる部分がぶらりと下がっ ...

■狐火[きつねび]▽解説 狐が灯すという怪火で、各地に伝承があります。 光を発するのは狐の吐息、狐が尾を打ち合わせて生じた火、馬の骨を燃やした火、光る玉など様々にいわれます。 その明かりの有様から「狐の提灯」「狐の松明」と呼ばれることもあります。 狐火 ...

■狸火[たぬきび]▽解説 狸が灯すとされる怪火で、各地に伝承があります。 徳島県三好郡山城谷村には、次のような狸火の話が伝わっています。 大正二年、秋も末頃の夕方のこと、山中から一隊の提灯の火が現れました。 その中には梔子燈籠らしき青白い光も混じってい ...

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