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■お蔦[-つた]▽解説 河竹黙阿弥作、明治十六年(1883)初演の歌舞伎『新皿屋舗月雨傘(しんさらやしきつきのあまがさ)』の登場人物です。 魚屋太兵衛の娘お蔦は、芝愛宕下にある旗本・磯部主計之助(いそべかずえのすけ)の屋敷へ妾奉公に上がり、その器量の良さを気に入ら ...

■おきつ▽解説 明和(1764~1772)の頃に江戸谷中の笠森稲荷門前の水茶屋「鍵屋」で働いていたお仙は、当時大評判をとった看板娘でした。鈴木晴信の美人画の題材となったお仙は人々の注目の的となり、お仙見たさに訪れる客で鍵屋は繁盛、笠森稲荷の参拝も増加したといわれて ...

■お岩の鼠[‐いわ‐ねずみ]▽解説 「四谷怪談」に登場するお岩は子年の生まれとされ、鶴屋南北作『東海道四谷怪談』の作中においてもお岩の亡霊が鼠を使って復讐を仕掛ける場面がたびたびみられます。 毒薬を盛られ恐ろしい顔貌に変わり果てて衰弱したお岩は、倒れ込ん ...

■綾子[あやこ]▽解説 明治時代に日本に滞在したイギリス人リチャード・ゴードン・スミス(1858~1918)は博物学や日本の民話・伝説の収集に傾倒しており、各地で聞き集めた話を記録し、日本人絵師による挿絵を添えて『Ancient Tales and Folklore of Japan』を出版しました ...

■お頼[‐より]▽解説 曲亭馬琴の『箕輪奇談』(『宿六物語』『箕輪の比翼塚由来記』とも)の登場人物です。お頼の読みは「おより」ではなく「おらい」として紹介されていることもあります。 『箕輪奇談』は馬琴が市で買い求めた『近世稀有談』なる古書にある「宿六箕輪の ...

■鵜の羽[う‐は]▽解説 文化五年(1808)に出された山東京伝作、歌川豊国画の合巻『八重霞かしくの仇討』の登場人物です。 東山義政公(室町幕府八代将軍・足利義政)の時代。 鎌倉に星月判官(ほしつきはんがん)平国友(たいらのくにとも)という人がいました。その忠臣に芝 ...

■雪路[ゆきじ]▽解説 小枝繁作、蘭斎島北嵩(葛飾北嵩)画で文化五年(1808)に出された読本『高野薙髪刀(こうやかみそり)』の登場人物です。  頃は文安(1444~1449)。 相州山内の鍛冶職人・虚六平正秀(きょろくへいまさひで)はある日、短刀を打っている最中に、庭先の樹 ...

■帷子辻[かたびらがつじ]▽解説 桃山人作、竹原春泉画の怪談集『絵本百物語』は「帷子辻」の題で、嵯峨天皇の后で檀林(だんりん)皇后こと橘嘉智子(たちばなのかちこ 786~850)にまつわる逸話を紹介しています。 檀林皇后は世に稀なる美人で、その容貌を拝して心を動か ...

■吉原千恵子[よしわらちえこ]▽解説 読んだ者の恐怖心を煽って拡散をはかる種のチェーンメールの文中に登場する女性の霊の名前のひとつに「吉原千恵子」があります。 2000年代から出回ったらしいメールは吉原千恵子自身が発信したものという体で、彼女の来歴と目的が語 ...

■居候の幽霊[いそうろう‐ゆうれい]▽解説 十返舎一九作『化皮太鼓伝』の登場人物です。 化け物たちが暮らす世界で、世話好きの「穴主」ももんじいが、飲んだくれの白だわしの乱暴なふるまいに泣くおちよぼんを助けた頃の出来事です。 行くところのないおちよぼんを我 ...

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