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■綾子[あやこ]▽解説 明治時代に日本に滞在したイギリス人リチャード・ゴードン・スミス(1858~1958)は博物学や日本の民話・伝説の収集に傾倒しており、各地で聞き集めた話を記録し、日本人絵師による挿絵を添えて『Ancient Tales and Folklore of Japan』を出版しました ...

■お頼[‐より]▽解説 曲亭馬琴の『箕輪奇談』(『宿六物語』『箕輪の比翼塚由来記』とも)の登場人物です。お頼の読みは「おより」ではなく「おらい」として紹介されていることもあります。 『箕輪奇談』は馬琴が市で買い求めた『近世稀有談』なる古書にある「宿六箕輪の ...

■鵜の羽[う‐は]▽解説 文化五年(1808)に出された山東京伝作、歌川豊国画の合巻『八重霞かしくの仇討』の登場人物です。 東山義政公(室町幕府八代将軍・足利義政)の時代。 鎌倉に星月判官(ほしつきはんがん)平国友(たいらのくにとも)という人がいました。その忠臣に芝 ...

■雪路[ゆきじ]▽解説 小枝繁作、蘭斎島北嵩(葛飾北嵩)画で文化五年(1808)に出された読本『高野薙髪刀(こうやかみそり)』の登場人物です。  頃は文安(1444~1449)。 相州山内の鍛冶職人・虚六平正秀(きょろくへいまさひで)はある日、短刀を打っている最中に、庭先の樹 ...

■帷子辻[かたびらがつじ]▽解説 桃山人作、竹原春泉画の怪談集『絵本百物語』は「帷子辻」の題で、嵯峨天皇の后で檀林(だんりん)皇后こと橘嘉智子(たちばなのかちこ 786~850)にまつわる逸話を紹介しています。 檀林皇后は世に稀なる美人で、その容貌を拝して心を動か ...

■吉原千恵子[よしわらちえこ]▽解説 読んだ者の恐怖心を煽って拡散をはかる種のチェーンメールの文中に登場する女性の霊の名前のひとつに「吉原千恵子」があります。 2000年代から出回ったらしいメールは吉原千恵子自身が発信したものという体で、彼女の来歴と目的が語 ...

■居候の幽霊[いそうろう‐ゆうれい]▽解説 十返舎一九作『化皮太鼓伝』の登場人物です。 化け物たちが暮らす世界で、世話好きの「穴主」ももんじいが、飲んだくれの白だわしの乱暴なふるまいに泣くおちよぼんを助けた頃の出来事です。 行くところのないおちよぼんを我 ...

■玉梓[たまずさ]▽解説  曲亭馬琴作『南総里見八犬伝』に登場する人物で、物語の発端に深く関わる傾国の美女です。   安房四郡のうち長狭と平群の二郡を領地とし、多くの家臣を従える滝田城主・神余光弘(じんよみつひろ)はその満ち足りた境遇から驕り高ぶり、酒色に ...

■将棋倒し[しょうぎだお‐]▽解説 『曽呂利物語』に収められた怪談の一編に「将棊倒しの事」という題の話があります。 関東のある侍が主の命に背き、東岸寺なる寺で腹を切って果てました。 寺では翌日に葬儀を行おうと準備が進められていました。棺に納められた侍の遺 ...

■もぞうす様[‐さま]▽解説 東京都八王子市の恩方に伝わるものです。 昔、上恩方の狐塚に山本某という百姓がいました。 彼はまだ独身で男振りもよかったため村娘たちの憧れの的となっていましたが、実は二世の契りを交わした美しい恋人がいました。 山本家の近所には ...

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