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■蛇体の女[じゃたい‐おんな]▽解説 『怪奇談絵詞』に描かれている妖怪のひとつで、顔は美しい人間の女、それ以外の体は蛇そのものという姿をしています。 絵巻に固有名詞は記されていませんが、湯本豪一編著『妖怪百物語絵巻』(平成15年刊)では便宜的に「蛇体の女」 ...

■すじかぶろ▽解説 勝川春英の『異魔話武可誌』には、鱗で身体を覆った頭の大きな妖怪「すじかぶろ」が茶を運んでいる姿が描かれています。 同作の図を流用した『列国怪談聞書帖』では、この妖怪に以下のような物語が付け足されました。 昔、奈良の木辻に初めて郭が開か ...

■縁切蜘蛛[えんきりぐも] ▽解説  奈良県宇智郡に伝わる妖怪です。  大和国宇智郡葛城山麓の近内村に「蜘蛛の森」と称する森があり、昔から葛城の大蜘蛛の子孫が棲んでいました。  この大蜘蛛は闇夜になると提灯大の光り物と化して森の木々を移動してい ...

■元興寺[がごぜ]▽解説 『百怪図巻』などの化物尽くし絵巻や『画図百鬼夜行』に描かれている、布を頭から被った鬼のような妖怪です。 いずれの図にも解説は付されていませんが、その名から『日本霊異記』などにある、元興寺鐘楼に現れた霊鬼を念頭において描かれたもの ...

 ■べとべとさん▽解説 奈良県宇陀郡でいう妖怪です。 夜道を行くと、後ろから何者かがつけているような足音が聞こえるというものです。 このようなときは道の脇に寄って、「べとべとさん先へお越し」と言えば足音はしなくなるといいます。   名前と水木しげるの描いた ...

■一本だたら[いっぽん‐] ▽解説  奈良県、和歌山県の境にある果無山脈を中心にした紀伊半島でいう妖怪です。一つだたらとも呼ばれます。 共通する部分は持っているものの、各地域で全く異なる妖怪として伝承が残されています。  紀伊半島や奈良県の伯母 ...

■猪笹王[いのささおう] ▽解説  奈良県吉野山中、吉野郡川上村伯母ヶ峰でいう妖怪です。生笹、一本足、一本だたらと呼ばれることもあります。  昔、天ヶ瀬に射馬兵庫という猟師がいて、あるとき伯母ヶ峰の奥で背中に熊笹の生えた大猪を撃ち倒しました。 ...

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