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■玉梓[たまずさ]▽解説  曲亭馬琴作『南総里見八犬伝』に登場する人物で、物語の発端に深く関わる傾国の美女です。   安房四郡のうち長狭と平群の二郡を領地とし、多くの家臣を従える滝田城主・神余光弘(じんよみつひろ)はその満ち足りた境遇から驕り高ぶり、酒色に ...

■八房[やつふさ]▽解説 八房は曲亭馬琴作『南総里見八犬伝』に登場する犬の名で、序盤から活躍し、後に続く長大な物語の根幹をなす重要な役割を演じます。 八房が初めて登場するのは第八回で、これはもと安房国長狭郡富山の先の村の百姓の家で生まれた犬の子であったと ...

■森の閻魔大王[もり‐えんまだいおう]▽解説 千葉県木更津市に伝わる十二支の由来を説く昔話のひとつに登場するものです。 「森のえんま大王」は森を統一し、全てのけものを統べる偉いえんま大王です。 あるとき大王は、日本は十二ヵ月を一年としていることから、配下 ...

■佐倉宗吾[さくらそうご]▽解説 佐倉惣五郎は江戸時代前期の義民として知られる人物で、承応(1652~1655)頃の下総国佐倉藩の領民で、印旛郡公津村の名主であったとされています。本名の木内惣五郎や、宗吾あるいは惣吾の通称でも知られています。 惣五郎は領主堀田氏 ...

■一本松の女[いっぽんまつ‐おんな]▽解説 佐藤有文著『日本妖怪図鑑』などで紹介されている妖怪です。 『日本妖怪図鑑』では「日本の妖怪地図」の章で千葉県の妖怪として紹介されています。 一本足で全裸の女が両手で胸を隠している姿が描かれており、松の木のそばに ...

■印旛沼の怪獣[いんばぬま‐かいじゅう]▽解説 印旛沼の掘割工事を命じられた福岡秋月藩・黒田甲斐守の家来、山田忠左衛門が天保十四年(1843)に提出した報告書の形式をとる文書に記されている怪物です。  天宝十四年、印旛沼と利根川の水路工事を行っていた者たちが、 ...

■ママオッカ ▽解説  千葉県佐倉市では、空の唐箕を回すとママオッカという恐ろしいもの、あるいは鬼が現れるといわれました。  唐箕は穀粒を選別する箱型の農具で、胴部の羽根車で起こした風を利用して籾殻や藁屑を吹き飛ばし、漏斗から流した穀粒を下に落 ...

■手長婆[てながばばあ] ▽解説  青森県や千葉県北部、茨城県南部でいう妖怪です。  青森県三戸郡田子町ではいわゆる手長足長伝説の類として語られています。大昔に貝守ヶ岳の頂上に棲んでおり、そこから八戸の海まで手を伸ばし貝を取って食べていたといい ...

■二口女[ふたくちおんな] ▽解説  『絵本百物語』にある妖怪です。  頭脳唇(ふたくち)とは慳貪、邪険、無慙放逸の悪心から起こる業病で、唐土にも見られるものだといいます。  この病に罹った者は、頭の後ろあるいは首筋の上に口が生じ、髪が蛇のように ...

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