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■ぬっぽり坊主[‐ぼうず]▽解説 『蕪村妖怪絵巻』に描かれている妖怪です。 絵巻には人型で、顔に目鼻がなく、尻に目が一つある裸の妖怪が侍の前に現れた場面が描かれています。 詞書には「京かたびらが辻ぬつほり坊主のばけもの。めはなもなく、一ツの眼、尻の穴に有 ...

■尻目[しりめ]▽解説 水木しげるの著書などで紹介されている妖怪です。 尻目は昔、京都の路上に現れたといわれています。 ある夜に侍が歩いていると、何者かが「ちょっと、ちょっと」と呼び止めました。 何者かと身構えていると、その男は突然着物を脱いで素っ裸にな ...

■羊角風[ようかくふう]▽解説 羊角風、羊角とはつむじ風の異称で、風が渦を巻いて吹き上がる様子を羊の角にたとえた表現です。 『閑田次筆』によれば、享和二年の七月晦日、上京今出川の辺りで羊角風らしき暴風が吹き荒れたといいます。 この風のために建物の屋根は壊 ...

■鞍馬山僧正坊[くらまやまそうじょうぼう] ▽解説  京都府京都市左京区の鞍馬山に棲むとされる天狗で、牛若丸に剣術を教えたという伝説がよく知られています。 八天狗や『天狗経』の四十八天狗のひとつに数えられているほか、謡曲や御伽草子でもその名が挙が ...

■酒呑童子[しゅてんどうじ] ▽解説  一条天皇の時代(986~1011)、京都の大江山に棲んでいたという鬼の首領で、酒顚童子、酒天童子などとも表記されます。源頼光らによって退治される物語は、絵巻物や謡曲を通じてよく知られました。  14世紀の『大江山絵詞 ...

■縄簾[なわのうれん]  『新説百物語』にある妖怪です。  京のある所には、昔から不思議なことがあるといわれていました。  雨のそぼ降る夜などにそこを通ると、何やら縄のうれん(のれん)のようなものが顔にかかってきます。とかく顔にかかって前に進み難く ...

■鵺魚[ぬえぎょ] ▽解説  京都府で捕獲されたという怪魚で、明治23年の『東京朝日新聞』に記事があります。  丹後国竹野郡と与謝郡との間、経が岬の沖合で、ある漁師が怪魚を捕獲しました。  土地の老漁夫らに見せても正体を知る人はおらず、同地の水産 ...

■七歩蛇[しちふじゃ] ▽解説  『伽婢子』にある怪蛇です。  京都東山の西麓、岡崎より南の方にある、かつて岡崎中納言の山荘だった場所は荒れ果てたままの状態が続き、今や住む人もありませんでした。  この草の生い茂る土地を浦井某という者が買い取っ ...

■百物語[ひゃくものがたり] ▽解説  百物語は、伝統的な怪談会の様式です。  参加者が順に怪談を語り、一話終わるごとに灯火を一つ消すというもので、百話語り終えて用意した百の灯火が全て消え真っ暗になったとき、本当に怪異が起こるといわれました。 ...

■鼈[すっぽん] ▽解説  すっぽん(鼈、泥亀)は各地で妖怪視されていました。河童と同じような性質が伝えられることも多く、たとえば京都府や兵庫県などでは人を水中に引き込むことがあるといわれていました。  執念深い性質から人に祟りをなした話も多く伝わ ...

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