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■百足女房[むかでにょうぼう]▽解説 滋賀県甲賀郡には「むかで女房」という短い昔話が伝わっています。  むかでは体は黒いのに足は赤という取り合わせがかわいらしいので「むかでを嫁さんにほしい」と言った人がいました。 ところがいざ嫁に迎えてみれば、むかでのた ...

■百足[むかで] ▽解説  ムカデ(百足、蜈蚣)は中国や日本各地に怪しい虫としての伝承が残されています。  『和漢三才図会』には、南方には一丈以上の大蜈蚣がいて牛を襲って喰うとの記述があります。  この大蜈蚣の革は太鼓の材料に、肉は食料として土地 ...

■目玉しゃぶり[めだま-] ▽解説  南條武『完全図解 妖怪ミステリー』やその他の児童書などで紹介されている妖怪です。986年に近江瀬田の唐橋に現れたとされています。  橋に立つ美女が旅人に箱を渡し、中身を見ず橋の袂にいる別の女に届けてほしいと言います ...

 ■ミズシ▽解説 石川県能登地方、加賀市、滋賀県近江地方でいう河童です。 ミズシあるいはミヅシと表記しますが、その語源は水神である「みずち(蛟)」と考えられます。 奥能登の海岸部では、スイカやキュウリを食べて海に入るとミズシに引き込まれ、内臓を引き抜かれて ...

■地黄煎火[じおうせんび] ▽解説  『絵本小夜時雨』にある怪火です。  江州水口の泉縄手に、膝頭松という大木がありました。  そこで地黄煎(地黄を煎じた汁を練りこんだ飴)を売り、少しの金を蓄えている者がいましたが、盗賊に殺害されて金を奪い取られ ...

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