血綿 2018年09月02日 23:56 ■血綿[ちわた]▽解説 江戸時代の『嘉良喜随筆』巻之三には、当時「血綿」というものが若狭の海に出たことが記されています。 これは赤い綿のようでゆぶゆぶ(水気を含んでぶよぶよとしているさま)としており、幅は一間ほどで平たく、五里も十里も続いているものです。 血綿が出ると兵乱があると古来伝えられているといいます。 ▽註・『嘉良喜随筆』…日向出身の神道家・山口幸充が諸々の書物の引用など、多様な内容を書き留めた随筆。寛延(1748~1751)頃に書かれたものと推察される。 「妖怪図鑑」カテゴリの最新記事 タグ :#嘉良喜随筆#福井県 < 前の記事次の記事 > コメント コメント一覧 (2) 1. 電子もぐら 2018年09月04日 16:05 うわあ気持ち悪~… 赤潮とかの自然現象だったんでしょうか? それにしてもレッドカーペットみたいに限定した形で出現するのが またなんとも不気味…ネーミングも秀逸ですね イラストは入道雲に青い空と海、という絵葉書みたいな爽やかな光景に 水平線の彼方から一直線にゆぶゆぶと伸びてくる血綿が強烈な感じ 無数の目とか顔が浮かんだアレンジも精神的にキツイものがあります 2. tera 2018年09月06日 00:43 もう「ゆぶゆぶ」って擬音からして気持ち悪く思えてくる(笑) 歴史書とかみてくと赤潮?が起きたとき「海が血のようになった」みたいな書き方してるのが時々あるし、血綿も色とスケール感からその類っぽく思われますね あるいは漂着したブロブ的なものとか 絵にはもうひとつきもちわるいポイントとして水平線に不穏な赤色を入れてみました 海の向こうはどうなってるんでしょうねぇ… コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
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コメント一覧 (2)
赤潮とかの自然現象だったんでしょうか?
それにしてもレッドカーペットみたいに限定した形で出現するのが
またなんとも不気味…ネーミングも秀逸ですね
イラストは入道雲に青い空と海、という絵葉書みたいな爽やかな光景に
水平線の彼方から一直線にゆぶゆぶと伸びてくる血綿が強烈な感じ
無数の目とか顔が浮かんだアレンジも精神的にキツイものがあります
歴史書とかみてくと赤潮?が起きたとき「海が血のようになった」みたいな書き方してるのが時々あるし、血綿も色とスケール感からその類っぽく思われますね
あるいは漂着したブロブ的なものとか
絵にはもうひとつきもちわるいポイントとして水平線に不穏な赤色を入れてみました
海の向こうはどうなってるんでしょうねぇ…