茶色の風

■茶色の風[ちゃいろ‐かぜ]

▽解説

 水木しげるが自著で言及している少年期の体験で、『日本妖怪大全』など各種の妖怪を紹介する書籍の「精霊風」の項でふれられています。

 子供の頃、「奇妙な心にさせる風」に出会ったことがあり、茂少年はこれを「茶色の風」という作文にしたといいます。
 出会うのはいつも夜であるため、実際には色などわからないものの、彼はこの風を「茶色の風」と名づけ、どことなく不思議な雰囲気を感じ取っていたようです。




 一年経っちゃったのですねぇ。早いものですね。
 茶色の風、けっこう好きな挿話なのです。不思議な気分に色を当てはめてみる感性(しかも茶色!)、なんだか素敵じゃありませんか。根拠はないけど、あーわかる!みたいな感じの。