出世猫 2014年09月13日 01:58 ■出世猫[しゅっせねこ] ▽解説 『駿国雑志』に、駿河国安倍郡府中城(駿府城)内の怪異として記されているものです。 城の大手門より内、河内屋敷には一匹の黒猫がいるといわれていました。 たまたまこれを見かけた者は幸運に恵まれるといい、それが青雲の志ある者、つまり徳を磨き功名を立てて立派な人物になろうとする者であれば必ず立身出世するそうです。 そのためこの猫は出世猫と呼ばれていました。 ▽註 ・『駿国雑志』…阿部正信著。天保14(1843)年成立。駿河国の地誌で、巻二十四に「怪異」の記述がある。 「妖怪図鑑」カテゴリの最新記事 タグ :#猫#駿国雑志#静岡県 < 前の記事次の記事 > コメント コメント一覧 (2) 1. 2014年09月14日 00:00 絵からそこはかとなく出世法螺の匂ひが・・・ 2. tera 2014年09月15日 00:29 妖怪好き的には出世と聞けばホラと続けたくなるものですよね~ この記事書いてる時もつい出世法螺…と。 そして出世で連想するのもまず竜。この絵の手水には年経たタニシでもいたんですかねw コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶 トラックバック
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コメント一覧 (2)
この記事書いてる時もつい出世法螺…と。
そして出世で連想するのもまず竜。この絵の手水には年経たタニシでもいたんですかねw