ホヤウカムイ

■ホヤウカムイ

▽解説

 アイヌに伝わる蛇神で、洞爺湖など湖沼の主とされました。
 名前のホヤウは蛇、カムイは神を意味する言葉です。ホヤウやオヤウカムイともいい、神名はラプシヌプルクル(翅の生えている魔力ある神)、他にはサキソマエップ、サクソモアイェプ(夏には言われぬ者)という呼び名もあります。

 その姿は翼をもつ蛇で、胴体が俵のようで頭と尾は細く、体色は薄い墨色をしています。
 尖った鼻先は鑿のような役割を果たし、大木を伐り倒します。
 また常に悪臭を放っており、近寄っただけでも皮膚が爛れたり焼け死んでしまったりするといわれています。