大黒様の幽霊 2012年08月19日 00:05 ■大黒様の幽霊[だいこくさま-ゆうれい] ■解説 『新作おばけ野噺』に描かれている妖怪のひとつです。 両手を垂らした大黒様が描かれ、詞書には「大黒様の幽霊はねずみ色」とあります。 すなわち、大黒様が幽霊となったら色が薄まり鼠色になったという単純な洒落による創作と考えられます。あるいは鼠が大黒様の使いと考えられていたゆえに鼠色を選んだのかもしれません。 ▽註 ・『新作おばけ野噺』…歌川国麿作。明治19年。化物の絵に滑稽な詞書を付した戯画。 ▽関連 ・幽霊 「妖怪図鑑」カテゴリの最新記事 タグ :#新作おばけ野噺#幽霊 < 前の記事次の記事 > コメント コメント一覧 (1) 1. 電子もぐら 2018年05月03日 21:24 神様勝手に殺すなよ…! と思いつつダブルミーニングのばしっと決まった詞書に感心してしまう… イラストの「えびすさん、後ろ後ろ!」的な構図も可笑しいですね コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
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コメント一覧 (1)
と思いつつダブルミーニングのばしっと決まった詞書に感心してしまう…
イラストの「えびすさん、後ろ後ろ!」的な構図も可笑しいですね