■蚊の精[か‐せい]▽解説 狂言「蚊相撲」に登場するものです。 家来を一人しか持たないとある大名は、新参者を召し抱えようと思い立ち、ふさわしい者を探してくるよう召使いの太郎冠者に命じます。 街道へ出た太郎冠者は、折よく奉公先を求める相撲取りの男と出会いま ...

■金長狸[きんちょうだぬき]▽解説 講談や映画で人気を博した「阿波狸合戦」に登場する狸で、徳島県小松島市に伝わるものです。 天保(1830~1844)の頃。 小松島の日開野に大和屋という染物屋がありました。 ある時、主である茂右衛門の屋敷の土蔵脇に狸が巣穴を作り ...

■トイレの花子さん[‐はなこ‐]▽解説 主に日本全国の小学生の間で噂される、学校のトイレに出没する少女の霊です。 1980年代から「学校の怪談」流行期の90年代に最もよく語られたといわれますが、その数十年以前から原型となる話が伝わっていたようです。 全国 ...

■耳かじり女[みみ‐おんな]▽解説 都市伝説と呼ばれる話のうちよく知られるもののひとつとして、耳のピアス穴から出ていた謎の白い糸を引き抜いたところ、実はそれが視神経であったために失明してしまうというものがあります。 「耳かじり女」はこの話から派生した怪談 ...

■姦姦蛇螺[かんかんだら]▽解説 インターネット上で広まった怪談のひとつに登場する妖怪で、朝里樹著『日本現代怪異事典』によれば、初出は2009年3月にウェブサイト『ホラーテラー』に投稿されたものであるといいます。現在では、インターネット掲示板『2ちゃんねる』オ ...

■隙間女[すきまおんな]▽解説 都市伝説として語られる怪談に登場する妖怪です。 壁と家具の数センチ、数ミリほどの、人が入ることなど不可能な隙間から姿を現す女の怪だといいます。 独り暮らしの学生が自室で不意に視線を感じて周囲を調べていると、箪笥と壁の数ミリ ...

■テケテケ▽解説 主に下半身が欠損した人間の姿をした亡霊、妖怪の類として語られるもので、噂は1980年代から90年代頃に広く流布したようです。 手や肘を盛んに動かして接近してくる際の擬音が「テケテケ……」であることからこの名で呼ばれるものと一般的には理解されて ...

■ひきこさん▽解説 2000年代にインターネット上で発信されはじめ、テレビ番組など他のメディアにも取り上げられつつ広まった現代の怪談に登場するものです。 ひきこさんは雨の日に子供の亡骸を引きずって現れる白い着物を纏った女性であるといい、目尻と口角は裂けており ...

■猫鬼[ねこおに]▽解説 湯本豪一氏が蒐集した物品を中心に妖怪関連の資料を紹介する『日本の幻獣図譜』(2016年刊)によれば、福島県いわき市好間町の一部地域には、古くから鶏鬼、猫鬼、狐鬼、熊鬼という四種類の有角の幻獣の言い伝えがあったといいます。 同書には湯本 ...

※性的な表現が含まれます。 ご注意ください■ねこまら▽解説 『百慕々語』など、妖怪を題材とした春画にみられるもので、「ねこまらやしき」「猫まらの怪」といった名が付けられています。 年経た猫が化けるという「猫また」をもじったもので、大猫の頭部と二股に分かれ ...

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